古城の礼拝堂

●挙式スタイル 歴史と伝統に彩られたドイツでは、由緒ある教会での挙式や、古城や宮殿などでプリンセスになった気分で挙式ができるのが特徴です。 歴史の表舞台に登場する有名な場所での挙式も夢ではありません。教会挙式の場合は、原則として日本で入籍を済ませていないと式が挙げられませんよ。これは、信者ではない日本人カップルの場合、キリスト教の教義にのっとった祝福（ブレッシング）を受けることになるためで、それには正式な夫婦であることが条件になるからです。一方、古城や宮殿などで挙式する場合は、法律や宗教などに関係なく、広間やガーデンなどのスペースで城のオーナーなどが挙式を執り仕切る、いわゆる人前式になるか、もしくはプライベートチャペルに牧師を呼んで、教会と同様にブレッシングを受けるスタイルもチョイスできます。人前式の場合は未入籍でもＯＫです。

●リーガル リーガル（フォーマルと呼ばれることも）ウエディングとは、現地の法律にのっとって行われる挙式のことです。 市庁舎や宮殿などの公の施設で市長や議員、戸籍係など資格を持った人が進行し、証人の立会いのもとで結婚を誓い、結婚台帳に署名をする。これは現地のカップルが挙式するときと同じスタイル。未入籍が条件になる。ふたりが署名した台帳は現地で永久に保存されるし、帰国後日本の役所に必要書類を届ければ、日本の戸籍にも「○○国式にて婚姻」と正式に記される。それもあって、リーガルを希望する人は多いけど、事前の手続きが必要なので、よく確認をしてください。 そして、どこでも可能とは限りませんので、お問い合わせくださいね。

●パーティ 挙式後のパーティやウエディングランチ、記念のディナーの場所も個性的なのがドイツですよ。 豪華な五ツ星レストランでのディナーや、古城の一室を借り切ってのパーティ、すばらしい景色と地元で評判のシェフの料理を堪能できるレストランなど、個性的な場所が揃っています。ある程度人数が揃うなら、古城のガーデンパーティなどもおすすめです。日本では体験できないロマンチックなパーティはいつまでも思い出に残るでしょう。

●衣裳 ヨーロッパでは基本的にウエディングドレスは購入するか母親から譲り受けるのが習慣なので現地でのレンタルは難しいです。日本から持参するか、現地まで届けてくれるショップを利用するといいでしょう。ドレスを持っていくときは、トラブル防止のために必ず機内持ち込みにすること。紛失したり、違う場所に荷物がいってしまったら大変なことになるので…。 格式ある教会（特にカトリック）では肌を露出したドレスはＮＧなので気をつけてくださいね。

●ヘアメイク 主要都市なら日本人や日本語が通じるスタッフもいるけれど、どちらかというと現地スタッフがほとんどです。 日本人花嫁のヘアメイクを経験したスタッフがほとんどだし、通訳もしてくれるけど、細かいニュアンスを言葉だけで伝えるのはなかなか難しいので、これは日本でも、おなじですよね。失敗を避けるには、自分が理想とする雑誌の切り抜きなどを必ず持参して。自分に似合うカラーのメイクグッズを持っていき、それを使ってもらえば、ある程度の失敗はカバーできます。

●写真、ビデオ 街全体が絵になるヨーロッパ。ドレス姿のままの撮影は、本当にキレイに仕上がるので、フォトツアーは一押しです。 挙式後にドレスを着たまま、馬車やＢＥＮＺに乗って街並みを観光しながら、名所で撮影をしてもらえるフォトツアーが人気です。こちらのかたは必ずします！ ちょっと恥ずかしいと思うかもしれないど、現地の人は新婚カップルを本当にあたたかく祝福してくれますよ。まるで映画の主人公になった気分で街や風景に自然に溶け込みましょう。ふたりの表情もグーンとリラックスしたものになるはずです。

●同行者

距離の関係で、以前はカップルだけで挙式することが多かったヨーロッパも、最近は両親、兄弟姉妹にも祝福してもらいたいからと、同行をお願いするケースが増えているようです。
両親がどれだけ海外に慣れているかにもよるけれど、ふたりがツアーコンダクター状態になるのを避けたいなら、挙式以外は別行動でプランニングするほうがいいでしょう。
両家別々で好きなところを回り、挙式とその後の記念パーティだけ合同というのもいいですね。
列席する両親は、なるべくフォーマルな衣裳で参加していただきましょう。

下記には、日本で既にパッケージ化されているよく知られた古城のアレンジを示しました。
あくまで、参考資料として、ご覧ください。
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